私が毎回手がける料理は、食に携わるプロフェッショナルとしての長い旅路という物語の中に綴られる一行です。
建築家、デザイナーとして十数年の経験の後、シェフとしての道に入りました。それから8年が経ち、今でも日々この道の魅力に魅了され続けています。イタリア各地、イギリス、日本と多文化圏での生活を通じての経験や鍛錬こそが私の料理を形づくる核となっています。その中でも最も大事にしているものは、
COURAGE :
自然への畏敬の念と食に対する完璧さを求める「精神力」
PASSION :
ユニークで記憶に留まり続ける食を追求する「情熱」
OMOTENASHI :
日本特有の客人に対する謙虚かつ的確な「おもてなし」